戸籍取得~相続税申告までの相続手続きを約3ケ月半で完了

 以前、お母様の相続手続きを担当させて頂いた方からご相談を頂きお父様の相続手続きを担当させて頂きました。初回の面談で、相続の大枠と現在の状況をお聞きして、必要な手続きを確認させて頂き事前調査の申込を受け、相続人調査・戸籍等の取得、財産調査・財産目録を作成して中間報告を行い、手続き見積書を提示して手続き委任の申込を頂き、その後分割協議書を作成して署名捺印頂き、提携する司法書士と税理士の先生をご紹介し、金融機関手続き、不動産登記(司法書士)、相続税申告(税理士)を行いました。この間、3ケ月半という短い期間で完了しました。この期間で達成できたのは、ⅰ被相続人がお亡くなりになる前に株式、投資信託といった金融資産を整理して頂いていたこと、ⅱ相続人の皆さんで分割協議の大枠を決めて頂いていたことが大きな要因となりました。株式、投資信託といった市場価格が変動する金融資産を相続する場合は、継承する相続人の当該証券会社の口座(ない場合は新規に開設)に移管し、継続して運用するか、別途時期を指定して解約(売却)することになるため、1ケ月半~2ヶ月ほど期間がかかります。終活を検討されている方はこの辺も対象に入れてご検討頂ければと思います。