ChatGPTに聞いてみました。

最近よく耳目に触れるChatGPTに聞いたみました。
1.公正証書遺言の作成のしかたを教えてください
ChatGPTの回答
公正証書遺言は、公証人が立ち会って作成する遺言です。以下は、公正証書遺言の作成手順についての一般的なガイドラインです。
1.公証人に連絡する:公正証書遺言を作成するには、公証人に連絡して面談の予約を取ります。
2.面談:公証人との面談で、遺言書の内容を相談します。公証人は、遺言書の作成に必要な情報を収集するために、質問をします。また、公証人は、遺言書に含める必要がある法的要件について説明します。
3.遺言書の作成:公証人は、面談の結果に基づいて、公正証書遺言書を作成します。この遺言書には、遺言者の意思に基づく全ての条件や要件が含まれます。また、遺言書は、公正証書として公証人が証人と署名する必要があります。
4.登録:公正証書遺言書は、公証人によって登録されます。遺言者と公証人が署名し、公証人が発行した遺言書は、公証役場に登録されます。
公正証書遺言は、遺言者の意思をはっきりと表明するために非常に有用です。公証人が立ち会って作成するため、その法的効力は高く、紛争を回避するためにも役立ちます。ただし、公正証書遺言は、一度作成されると内容を変更することが難しいため、遺言者はよく考えて作成する必要があります。
問2(続けて).遺産の分け方を指定しようと思います。注意点を教えてください。
ChatGPTの回答
遺産の分け方を指定する場合、以下のような注意点があります。
1.法的要件を満たす:遺産分割に関する指示は、法的要件を満たしている必要があります。例えば、民法に定められた相続人の順位や、法定相続分の割合に違反してはなりません。
2.明確かつ具体的に:遺産分割に関する指示は、明確かつ具体的でなければなりません。曖昧な表現や、矛盾する指示を含めてはいけません。
3.公正かつ公平である:遺産分割に関する指示は、公正かつ公平でなければなりません。家族の間での対立や不和を招かないようにするために、分割方法について家族の意見を聞くことも大切です。
4.家族関係を考慮する:遺産分割に関する指示は、家族関係を考慮して作成する必要があります。例えば、家族内での特別な事情がある場合は、それに配慮する必要があります。
5.適宜更新する:遺産分割に関する指示は、時代や家族の状況に合わせて適宜更新する必要があります。遺言書は、作成後も変更や取り消しをすることができます。
以上の注意点を踏まえて、遺産分割に関する指示を作成することが大切です。また、遺産分割に関する問題が生じた場合は、専門家の意見を聞くことも検討してください。

当職の感想:
一般的な回答としてはたいへん素晴らしいと思います。しかも、応答がたいへん早いです。どんなものか、どのように進めれば良いかの大枠が把握できます。MicrosoftBingにも同じ質問をしてみました。chatGPTは”作成”という単語から手順に焦点を当てた実務的な回答のように感じます。MicrosoftBingは本質的な内容も含めた少し踏み込んだ回答でした。遺留分、遺言執行者の単語も入っていました。この質問では、MicrosoftBingの方が内容が濃いもののように感じました。ですが、個別具体的な相談には私たちがもう暫くお役に立てそうです。